MTDDC2016 CMS座談会のモデレータをしました

毎年恒例となってきている MTDDCですが、今年もCMS座談会の座長を担当させていただきました。

毎年、MTを筆頭(MTDDCですから)に各CMSのユーザ会から人をお招きして、僕が設定した無茶なお題に順番に答えて行っていただくという、全くもって無茶なイベントなのですが、毎度のことながら、各氏の回答が上手で、毎度のことですが、頭が下がります。

ちなみに今年は、WordPress、concrete5、Drupalのユーザグループからご参加いただきました。当初a-blogからもご参加いただく予定でしたが、当日のお仕事の都合で、ご参加いただけませんでした。

座談会を重ねる毎に、「適材適所」ということが、制作会社側の意識として高まってきているように思います。これはとても健全なことで、なんでもこれで大丈夫ということではなく、顧客の実現したいことに対して技術や解決策を提供する側がしっかりと最適な解決策を示す、CMSはそのための道具で、選択が可能なものであること、そのためには、得意なCMSはあるには越したことはないですが、いろいろなCMSを知っていることが大事だということです。

CMSを使うということは、コンテンツという財産の価値を最大化するための手段で、その価値は、コンテンツを提供する側だけにあるのではなく、コンテンツを利用するあらゆる人々に共有されるものでなければいけません。

MTDDCに参加している方々にとっては当たり前のことかもしれないのですが、CMS座談会を通じて、共通するこの価値観を改めて重要なこととして思い返しました。

登壇していただいた皆様、ありがとうございました。 ご覧いただいた皆様、ありがとございました。

MTDDC2016の詳細は http://mtddc2016.mt-tokyo.net/news/20161116265.html にてご覧下さい。