リモートワーク、在宅勤務について思ったこと
某社のリモートワークが話題になっているのですが、場に集う事自体が重要な仕事の要素になることがあります。これはもしかしたら、両方体験して初めて分かることなのかもしれません。
米Yahoo! ではリモートワークにするとけっこうサボったので戻したという話がありますが、こういうのは、そもそも、「監視されてないとダメな人」だったからなのであって、話になりません。
じゃあ、「自律的に仕事ができる人」であればリモートワークは大丈夫なのか、というと、役割分担が明確で、その日その日の(あるいはその週の、その月の、その年の)やるべきことが明確で、それができればOKという仕事であれば、おそらく大丈夫でしょう。
しかし、やるべきことが不明瞭で、その場その場でその瞬間にチームが構成される必要があったり、その場で頭をつき合わせて一緒に悩むことが重要な仕事の要件になる場合、必ずしもリモートワークが良いとは言い切れません。無論、サボっているのではなく、それぞれにちゃんと仕事をしていたとしてもです。 感覚的には、リモートワークで到達できるチームの仕事はチームメンバーの能力の合計までで、物理的な場所が道具として機能するような場合は、掛け算になっていくようなものだと思います。
(逆説的には、チームメンバーの誰かの力が1未満だと、目減りしちゃうということでもある。そういう場合は、リモートワークのほうが生産性が上がるかもしれませんね ;-) )