シンプルライフ

我が家にはいくつかのこだわりがある。

その一つに道具を増やしすぎないというのがある。

妻は僕と結婚する前、アフリカで一時期生活をしていた。アフリカでは、日本的文明生活ができるはずもなく、日本とは違う合理的な生活をしなければならなかったのだろう。その経験がこの方針には現れている。

具体的には、床掃除は極力ほうきとモップでする、食器洗いに使う洗剤は固形のものにするなどだ。

床掃除については、我が家は全ての部屋がフローリングだということが前提としてあるのだが、この数ヶ月ほとんど、掃除機の出番が無い。掃除をしていないという意味ではなく、ほうきとモップで済んでいるからだ。

特にほうきの良い点は、掃除機のように電力を用いないし、排気で周囲の埃を巻き上げない。また、床掃除だけではなく、壁の埃落としにも使える。埃については、高級な掃除機ならばそういうこともないのかもしれないが、掃除機を使わなくても、ほうきとモップで十分ごみは取れるのだからわざわざ高級な掃除機を買う必要もない。それに、音がしないから夜でも掃除ができる。ほうきはどんなに高級なものでもせいぜい1万円程度だ。性能に対してのイニシャルコストもランニングコストも確実に掃除機より安い。

ちなみに、埃が取れないのではないかという指摘はされそうだが、今のところ十分きれいだ。

また、我がの食器洗い用の洗剤は固形のものを使っている。液体のものを長く使っていたのだが、詰め替えパックがごみになるという不満が長くあった。また、使用量と価格、購入(つめかえ)頻度を考えると効果的ではないということもあった。そこで、試しに固形のものを使用してみたところ、価格と購入頻度のバランスが良く、そして、液体洗剤よりもよく落ちるということがわかった。また、手洗いにも流用できるので、台所の洗剤が一元化できた。

他にも細かな工夫はあるのだが、追い追い紹介したいと思う。(自家製ジャムとか、梅酒とか梅酢とか)