MovableType5(beta)のMAMPへのインストール
#周囲から読み難いからなんとかしろ、とかいろいろ指摘を頂戴したので、修正します。ごめんなさい。
Mac上でMT5betaのテスト環境を構築する必要が生じたので、構築するついでに手順をまとめておく。めずらしく丁寧めに書くので、長い。
なお、この手順通りやって失敗しても責任は持ちません。ご自身の責任でお願いしたい。
構築するMT5betaテスト環境のコンセプト
データベースはmysql
ウェブサーバ等はMANP
理由:
SQLiteだと後々めんどうくさい。
Apatchとか一生懸命設定するのは面倒。
テストが終ったらさっくりまとめて消去したい。
構築に必要なもの(今回の構築に使用したもの)
Mac(MacOS10.5以上)
Xcode (最新のもの)
MAMP 1.4.1
MacPorts 1.8.1
MovableType5 beta3
必要なスキル
- Terminalでのunixコマンドによるファイルの操作
その他
- アドミンの権限
下準備
XCODEをインストール
MacPortsをインストール
Terminalから以下のコマンドを入力し、MacPortsのPortsの情報を最新にする。
`
sudo port selfupdate
sudo port sync
sudo port upgrade outdated
`
MT5が必要とするperl moduleをインストールする。
`
sudo port install imagemagick +perl
sudo port install p5-dbd-mysql
sudo port install p5-dbd-sqlite
sudo port install p5-dbd-sqlite2
sudo port install p5-gd
sudo port install p5-crypt-dsa
sudo port install p5-archive-zip
sudo port install p5-xml-atom
sudo port install p5-mail-sendmail
sudo port install p5-xml-parser
sudo port install p5-ipc-run
`
注:MacPortsをすでに利用している人向けの話
imagemagickが先にインストールされているとうまくmakeが通らない場合があるので、+perlではないimagemagickは、uninstallしてください。
MAMPのインストール
ダウンロードはこちらから
(下のほうに無償版へのリンクがある。)
- MT5の設置・設定
ダウンロードはこちらから
`
ダウンロードしたファイルを解凍。
フォルダ名をMT5-***から、mt5betaへ変更。
mt5beta/mt-staticを、/Application/MAMP/htdocs/mt5beta/mt-staticへ移動
mt5betaを、/Application/MAMP/cgi-bin/mt5betaへ移動
`
perlのパスをごにょごにょする
`
sudo mv /usr/bin/perl /usr/bin/perl.orginal
sudo ln -s /opt/local/bin/perl /usr/bin/perl
`
注意:mt*.cgiの冒頭のprelへのパスに対応する措置。
あまりエレガントな方法ではないが、今回は、MacOSX10.6の一部としてすでに入っているperl(/usr/bin/perl)を、MacPortsでインストールされたperl (/opt/local/bin/perl)で置き換えるために、/usr/bin/perlの名前を変更し、/opt/local/bin/perlへのシンボリックリンク/usr/bin/perlを作成した。
もう一つの方法としては、mt5beta/の中のcgiファイルの冒頭の”#!/usr/bin/perl -w”を、全部”#!/opt/local/bin/perl -w”に書き換えるという方法がある。このあたりはお好みで。
MAMPを起動
ブラウザが起動し、MAMPのスタートページが表示される。
次の設定に必要なのでこのページは閉じないこと。
データベースの作成
スタートページの「phpMyAdmin」タブを選択する。
「新規データベースを作成する」の下のボックスに作成したいデータベース名を入力し「作成」ボタンを選択する。
#パスワード変更などはお好みで。
MT5betaの設定
MT5betaのパスの設定
以下のように設定し、「開始」ボタンを選択する。
`
スタティックウェブパス:http://localhost:8888/mt5beta/mt-static/
スタティックファイルパス:/Applications/MAMP/htdocs/mt5beta/mt-static
`
モジュールを確認する。
下準備が正しければ、特にアラートは出ないはずなのであっさり「次へ」ボタンを選択する。
データベースの設定
今回のコンセプトに沿って「MySQLデータベース(推奨)」をプルダウンメニューから選択する。
以下の情報を入力する。
`
データベースサーバ:localhost
データベース名:(phpMyAdminで作成したデータベース名)
ユーザ名:root
パスワード:root
`
「高度な設定」ボタンをクリックし以下を設定し、「接続テスト」を選択する。
以下の情報を入力する。
`
データベースポート:8889
データベースソケット:/Applications/MAMP/tmp/mysql/mysql.sock
`
「接続テスト」を選択する。
データベースに無事接続できたことを確認し、「次へ」を選択する。
メール設定
お好みで。
特に設定をしなくても設定は続けられる。
「次へ」を選択する。
設定の完了
特に変なことがなければ、これにて設定は完了。
あとはアカウント等の設定をしましょう。