VirtualBox LVM
とある案件で、実験用にVirtuallBox上でubuntuのサーバの設定をしている。
もともとは他の研究チームの学生さんが悪戦苦闘していた作業で、僕は見るにみかねて介入し、とりあえず実験用の環境の構築だけ手伝うことにした。
現在の作業は、学生さんのハマリポイントが不明確な状況だったので、インストール作業のレベルからの追試である。
インストールをしていて、普段、気にしていなかったのだが、もしかしたらここかな、というところがあったので念のため調べたら、どうやら僕が把握していかった、ハマリポイントだっらしい。
最近のLinuxは、LVM(Logical Volume Manager)という物理的なディスクを論理的なディスクとして扱うシステムを使用することができる。LVMは複数のディスクを1台のディスクとして見せかけたりすることができる仕組みで、ディスクの容量が足りなくなった場合に付け足したりすることができる。
このシステムが、どうやらVirtualBox上では悪さをするらしい。そのため、カーネルパニックで起動しなくなることがあるようだ。
僕は普段、こういうシステムは使わないので気づいていなかったのだが、VirtualBoxのフォーラム等でこのトラブルにみまわれている人が何人かいるようなので、既知の問題なのだろう。
みなさまも、ご注意ください。