しつけ
技術的な話題よりも子育てについて書いたほうが、読んでいただけることが多いようなので、久し振りに子育てについて書く。
我が家では、子どもは自由であるべきだという考えに基づき、可能なかぎり”禁止”しないという方針を取っている。
しかし、しつけは必要で、特に、他人を怪我させるような危険性のあることは断固とした態度で叱ることにしている。
この叱るという方針を実施する前に、いくつか仕込みをしていた。
- 誰が叱るのかを決める。
一つは、叱るのは父親の仕事としたことである。
これは父親だから叱るということではなく、集団にはボスがいて、ボスが規律であるということを理解させるためである。
この規律の感覚は、大人をなめない人にする上で重要なのだ。
なお、僕がボスになったのは、妻と相談した上での決定である。
叱る人は本当は母親でも良いのだ。
ただ、叱る人はボスである必要がある。
- 叱るタイミングと叱り方
ボスとしての父親(=僕)がだめと言ったことはだめなことで、それに従わない場合は叱る。
基本的に叱るのは言葉である。
言葉でだめな場合は実力を行使する。
我が家の場合は、お尻をバチンである。
これも、一度だけ、おむつをしていない時にバチンとやり、それ以降は必ず、おむつの上から叩く。
痛いということを知れば、その行為が指していることは理解できるようになる。
なので、痛いのはただ一度だけで良いのだ。
ちなみにこれは数週間前までの話である。
最近は、言葉が十分に理解できるくらいまで成長したので、一切、手はあげていない。