StarSuite

#本業の研究関連の業務で、Gauche-twitterについては開発が中断しています。

#論文の原稿執筆と追加実験のため、モジュール化する時間が取れていません。

#ちょっと情けない。

さて、最近、MSのOfficeからStarSuite9にオフィス系アプリを乗り換えた。

StarSuiteは、Sunの開発するオフィススイートで、オープンソースで開発されているOpenOfficeと兄弟の関係にある。

機能的には大部分が共通なのだが、StarSuiteは製品として販売されており、OpenOfficeに比べ、

  • インストールされるフォントが多い

  • 図表に使用できるクリップアートがついてくる

などの違いがある。

個人的な感覚で、定量的に測定していないだが、若干StarSuiteのほうが動作が軽いようにも思う。

(コンパイルに使用しているjava開発環境が違うとかいろいろ原因がありそうなのだが、深くは突っ込む気はないので正確なところはわからない。)

ちなみに、日本だとソースネクストで6000円強くらいで購入できるが、米国Sunのオンラインストアで購入すると、3000円強で購入できる。

そして、重要なことに、StarSuite9は、Mac版がある。

このMac版というのが実はものすごく良くできている。

StarSuiteはWindowsのMS Officeと互換性がある程度保証されている。

この互換性が、MacのMS Officeよりも若干高いように思うところがある。

具体的には、数式があげられる。

MacでWindowsで作成した数式の伴うwordドキュメントを開くと、数式が画像となってしまうので編集ができない。

ところが、StarSuiteだとちゃんと編集ができる。

これは普通の人にとっては取り立てて騒ぐようなことではないのかもしれないが、科学技術系の論文を書く人にとってはこのことは重大だ。(と思う。)

(ちなみに、数式をWordで書くなという指摘は正しい。実際僕は論文は、wordでは書かない。latexで書く。)

もちろん、StarSuiteだと、VBAが動作しないなどの問題がある。

しかし、Mac版のOfficeでもそれは同様なのでその点は何も違わない。

また、情報系の研究者ならば、CGIを使ってWebアプリにするなど、それを置き換えるための方法はいくらでもあるはずだ。

値段も安くて、互換性も高い。

いいことづくめなので、MacユーザにはStarSuite9を強く進める次第である。

#そういうことはもっと宣伝して良いと思うんだよね。>Sunの人。