万年筆

昨年の秋から万年筆を使うようになった。

使い始めたのは低価格万年筆の定番中の定番、LamyのSafari。

このSafariは、何でも、ドイツでは”書き方”学習のための万年筆として使用されているそうで、正しい持ち方になるように親指と人差し指がふれるところが平になっている。

そのため、僕でさえ、正しい持ち方に矯正されてしまう。

また、万年筆は早く書きすぎると、インクが途切れて字が書けなくなるため、走り書きができない。そのため、一文字一文字を丁寧に書くことになる。僕はとてつもなく字が下手なのだが、この丁寧に書くということが、それをいくばくか軽減してくれている。

今、つかっている万年筆は、線の太さ(正確にはペン先)のサイズがMで、漢字を書くには少し太い。細かな漢字を書くと文字が潰れてしまう。漢字にはあまり向いていない太さなのだ。

そこで今度、新しいものを購入しようと考え、調べてみたのだが、あまりにも種類が多く、そしてうんちくが多くて、とてもじゃないが情報をおいかけきれない。メーカー(ブランド)、ペン先の太さ・材質、軸の太さ・材質などなど。。。。

また、万年筆歴の長い奥様に聞いてみたところ、結局は書いてみなければわからないとのことだった。

ということで、来週にでも丸善に出没したいと思う。